2024「西国街道街道絵」公募 入選作品発表
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まちなか西国街道「街道絵」山車絵デザインについて
今回のまちなか西国街道「街道絵」山車絵の比治山大学短期大学部美術科でのコンテストでは、
広島城や被爆建築、縮景園、頼山陽、瀬戸内の島々、宮島厳島
また、折り鶴、牡蠣や鯉、熊野筆、鹿、紅葉
カープ、ドラゴンフライズ、サンダーズやブンカッキー、アビ丸など
そして、平和の象徴都市、ノーベル賞などの現在の広島をイメージするものに、
江戸時代から続く広島街道の文化的な意味と伝統的な資料などから、現代に生きる若い世代のインスピレーションによって産み出された学生の応募作品から3点の作品が選出されました。
時代と共に街の景観が変遷していく中で、江戸の頃から発展してきた広島街道が今も存在し、人々の生活の中に息づいていることを、街道の歴史と伝統を街の人びとにより知ってもらうことで、広島の活性化に助力できればと願う作品になれば良いと思っています。
まちなか西国街道「街道絵」山車絵作品入賞作品
大賞
竹内 美心 タケウチ ミウ さん
コンセプトは、「流れ」
時間の流れの中で、人々が交流し発展していく様子を表現。
変遷する時代の流れの中で、そびえる広島城、江戸の人々の思いが、今日まで時間の流れの中で息づいている様や、伝統と文化の育みを、熊野筆と広島の象徴の鯉が流麗な流れで表現されている作品。
優秀賞2点
▶ 佐藤 栞菜 サトウ カンナ さん
コンセプトは、「今日まで引き継がれる建築や食材」
廣島かよこバス、鷺森神社、江波巻き、元安橋などの、広島の地域文化を一つひとつ丁寧に見つめ広島の四季の美しさを季節の花や空模様に重ね描き出した作品。
▶ 中村 芹梨 ナカムラ セリ さん / 松岡 咲綾 マツオカ サアヤ さん (共同制作)
コンセプトは、「人の手で発展した広島」がテーマの作品。
鳥は広島のシンボル「アビ」、安芸の宮島で美しい紅葉、自然の豊かさを現す蝶の手遊び、そして復興の象徴の花である夾竹桃が4つの面に表現されている作品。
表現されている手は、親子による愛と人の繋がりが現されている。