1. HOME
  2. 西国あれこれ
  3. ひろしま西国街道ブランド
  4. 廣島醸酒 西国街道 四天王蔵

廣島醸酒 西国街道 四天王蔵

醸酒 西国街道 四天王蔵

まちなか西国街道推進協議会は、銘酒専門店 株式会社大和屋酒舗(本社 広島市中区胡町、代表取締役社長 大山晴彦)とコラボレーションした新商品・日本酒セット「廣島醸酒 西國街道 四天王藏」を、2021年3月3日(水)より販売いたします。

広島醸酒 お酒 西国街道

「廣島醸酒 西國街道 四天王藏」容量 各300ml  

4本セット価格(税込)2,750円  単品価格(税込)本醸造 660円 純米酒715円

まちなか西国街道推進協議会 特別顧問  佐々木卓也 (第35回広島文化賞受賞)による解説冊子入

■西国街道とお酒  西国街道(旧山陽道)は、古代から中世まで、京都と太宰府を結ぶ唯一の大路として参勤交代や交易に利用された、主要街道のひとつです。広島城下を東西に貫き、広島の文化や商いを足元から支え続けてきました。江戸時代の広島城下、西国街道沿いでは酒蔵が操業を始め、数々の銘酒を造りあげましたが、現在でも4つの蔵元が、その伝統を伝え続けています。

廣島醸酒 西國街道 四天王藏

4蔵元の銘酒で歴史を堪能 「歴史香る『ひろしまの酒」を、西國街道から」をコンセプトに、現在も操業する4つの蔵元の銘酒を広島の東西南北を守る守護神となぞらえ、西国街道の歴史を日本酒の味わいとともに堪能できる、飲み比べセットをつくりました。

東将:持国天 本洲一 梅田酒造場 (広島市安芸区船越)創業は大正5年、約90年の歴史があります。本社裏手にある岩滝山という、岩山から流れる伏流水を地下60メートルの深さから汲み上げ仕込み水に使っています。米は主に広島県産の酒造好適米を使い、広島杜氏が腕を振るって造り上げたお酒です。

西将:広目天 八幡川 八幡川酒造 (広島市佐伯区八幡)創業は文政年間という長い歴史を持つこの蔵元は、この地域の有志たちが資金を出し合い創建したものという記述も残っており、昔から地域に根ざした蔵元です。「天鴻」「八幡川」の2つの酒を展開、にごり酒は県内屈指のシェアを誇ります。

南将:増長天 御幸 株式会社小泉本店 (広島市西区草津東)先祖は小早川氏の一族で、その後毛利氏の広島城に拠を移した際小泉家も現在地に移り今に至ります。酒づくりを始めたのは約170年前、明治天皇は行幸(明治18年)の際小泉本店で休息をされ、その頃から、厳島神社へ神酒も奉納しています。

北将:多聞天 蓬莱鶴 株式会社原本店 (広島市中区白島)中区白島九軒町の広島市街地にあるマンション地下に醸造蔵を持ち、創業は200年余り。四季醸造で一年中フレッシュなお酒を出荷しています。旧広島市内唯一の蔵元へは、京橋川にかかる神田橋西詰から西へ、醸造場へは徒歩すぐです。

■広島の歴史観光資源として
広島市の指定重要有形文化財「広島城下絵屏風」に描かれている通り、江戸時代の広島城下・西国街道はそれは賑わっていたと言われています。その後、明治・大正と、広島の街は西国街道筋を中心にさらににぎやかに発展しますが、昭和20年の原爆投下により、当時の面影は全く失われてしまいました。しかし、一面の焼け野原の中、広島の人々が再び同じ西国街道の道筋を中心に街を再建したことは、驚くべきことではないでしょうか。現在は、広島市中心部では道そのもので、市街地では史跡や町並みで、西国街道をかけがえのない歴史観光資源として散策することができます。

広島を巡り、歴史を巡り、酔を巡る。

城下町「ひろしま」に思いを馳せ、「廣島醸酒 西國街道 四天王藏」をご贈答やお土産品として、またご自宅で、どうぞお楽しみください。

関連記事